【飲食店向け】輸入米の仕入先おすすめ3選|輸入米の種類、仕入れる時の注意点も解説

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輸入米は国産米とは違った特徴を持つお米です。特徴と使い方を理解し、料理に適したお米を使用することでよりメニューの幅が広がるでしょう。今回は国産米と輸入米の違いや輸入米の種類、輸入するときの注意点、おすすめ仕入先についてご紹介いたします。

国産米と輸入米の違い

国産米と輸入米にはどんな違いがあるのでしょうか。

国産米

日本で栽培されているお米は世界で20%の生産量にあたります。思ったより少ないイメージを持つと思いますが、国産のお米は300以上の種類があります。日本は縦に長い土地と気候などの環境により、土地の風土に合った作物が栽培されてきました。お米も地域ごとに適した品種がつくられており、今でもなお新しい品種が誕生しています。日本で栽培されるお米は、粘り・柔らかさや甘みがあるのが特徴です。

代表的な品種として、コシヒカリ・ササニシキ・ひとめぼれ・あきたこまち・はえぬきがあります。

輸入米

世界で生産されるお米は面積で言うと約1億5千ヘクタールもの土地で生産されており、そのうち約90%がアジアに集中しています。世界には大きく分けて3種類のお米があり、10万種類以上の稲が栽培されていると言われています。世界では、お米に味付けをして料理をする場合が多く、それに適したお米が消費されています。

韓国ではビビンバ、インドではカレー、スペインではパエリアといったように国によってもさまざまな料理でお米が利用されています。

お米の主な種類

お米はその形に着目して、「ジャポニカ種」「ジャバニカ種」「インディカ種」といった3つの種類があります。それぞれの特徴と生産地について見てみましょう。 

ジャポニカ種

ジャポニカ種は“短粒種”とも呼ばれ、粒が短く丸い形をしています。日本で作られるお米のほとんどがジャポニカ種にあたり、日本に加えて朝鮮半島や中国北部、ヨーロッパの一部が主な産出国です。

弾力があり、炊くと粘りとツヤが出るのが特徴です。

ジャバニカ種

ジャバニカ種は“中粒種”とも呼ばれ、幅が広く大粒な形状をしているお米です。ジャバニカ種は生産量が少なく、ジャワ島やアジアの熱帯地域、中南米などごく一部で栽培されている比較的珍しいお米です。

あっさりしていて粘りのある味が特徴です。

インディカ種

インディカ種は“長粒種”とも呼ばれ、細長い形状をしています。世界で最も生産量が多いお米であり、世界では主流とされています。中国の南米部・タイ・ベトナム・インド・マレーシア・バングラディッシュ・フィリピン・アメリカなど、広い地域で栽培されています。

炊くとかためでパサパサしているのが特徴です。

輸入米の使い道

これまで、輸入米の種類と特徴について解説してきました。では、その使い道はどのようなものがあるのでしょうか。

ジャポニカ種

粘りがあり調理時間が長くかかるのが特徴のジャポニカ種は寿司や日本食に適しています。また、ライスプディングにも最適なお米とも言われます。ライスプディングとは、お米とミルクに砂糖を加えて作るお菓子です。調理が簡単で食べやすいということから、幅広い層と世界中で食べられるスイーツです。とろっとした食感が特徴なスイーツのため、粘りがあるジャポニカ種がもっとも適したお米となります。

ジャバニカ種

適度な粘りと調理時間が早いのが特徴のジャバニカ種はリゾットやパエリアを作る時に適しています。

インディカ種

炊くとパラパラとした口当たりであっさりとした味が特徴のインディカ種はカレーやピラフ、パエリアなどの料理に適しています。また、チャーハンや炊き込みご飯などの親しみのあるメニューにも活用できます。インディカ種を美味しく炊く方法のひとつとして湯取り方という炊き方があります。沸騰したお湯で煮込み、お湯を切った後は鍋に戻して熱を加えて水分を飛ばし、そのあとに蒸す方法です。パサつき過ぎずに適度にしっとりとした食感を楽しむことができます。

米麦を輸入する時の注意点

海外から日本へお米を輸入する場合には、食糧法、関税法等の規定に基づき、政府に所定の納付金および関税を納めることが義務づけられています。商業用と個人用の場合によって届出などの規定が違うため注意しましょう。

商業用の場合

商業用として輸入する場合は、農林水産省の米無地等の輸入納付金を納付する場合に従って手続きが必要です。

関税定率法で救援用、学術研究用、標本用、見本用等に該当し、関税が免除となる場合には納付金も免除されますが、食糧法の規定に基づき、あらかじめ輸入数量を届け出ることが義務付けられています。

個人用の場合

米穀を家族の食用や友人へのお土産用などに輸入する場合、届出を行うことにより過去一年間の輸入数量が100kgいかであれば、納付金および関税が免除されます。過去1年間の輸入数量が100kgを超える場合は、納付金および関税を納めることが義務づけられているため、注意しましょう。この場合は米麦等輸入納付金を納付する場合の説明に従って手続きを行ってください。

おすすめ仕入先

輸入米のおすすめ仕入先を3選ご紹介します。

にしら米穀店

にしら米穀店
  • お米の知識を取り入れながらお米の選定ができる
  • 幅広い取扱い
  • 商品ごとに用途や使用方法も掲載

にしら米穀店は、輸入米のほかにも多用途米、色素米など幅広いお米を取り扱っています。また、食糧法で規定されている登録販売業者であり、法に準じた販売を行っているため安心安全です。さらに、お米に関するサイトも多数運用しており、お米の知識も取り入れられます。

にしら米穀店 販売サイト

株式会社田中精米店

株式会社田中精米店
  • 高品質で美味しいお米を厳選
  • 個人向けから業務者様向けに販売
  • HACCP記録確認店

田中精米店は、創業から100年以上の歴史ある米穀店です。国内産精米を主としていますが、輸入米のカリフォルニア米、タイ米、インド米なども販売しています。国連食糧農業機関と世界保健機関の合同機関である食品規格委員会から発表されているHACCPの記録確認店として認められています。

株式会社田中精米店 公式サイト

株式会社アールケイシージャパン

株式会社アールケイシージャパン
  • お店のメニューに合うお米の選定のお手伝い
  • 信頼できる「食のパートナー」
  • 国内では取扱いの珍しいお米まで取扱い

アールケイシージャパンは、プロ専用の高品質で厳選されたお米を取り扱っています。日本各地のお米から国内・国外問わず、取扱いの珍しいお米まで幅広く多彩な品種を揃えています。東京23区内であれば直接配達しており、飲食店の開業やリニューアルなどのご相談も受け付けています。

 

株式会社アールケイシージャパン 公式サイト

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