焼き鳥・焼き肉はタレか?塩か?
みなさんは焼き鳥・焼き肉が好きですか?
いまや焼き鳥・焼き肉は、カレーライスや寿司などと並ぶ国民食になっています。
これら2つで特徴的なのは、何で味付けするかの選択がある点です。主にタレか塩かの2択であり、「味付けをなににするか」は人によって違い、常に意見が分かれています。
飲食店は客商売であり、お客様によって好みはもちろん違うので、塩味もタレ味も両方大切と言えるでしょう。
選ぶ楽しみで集客を!焼き鳥・焼き肉のタレの主な味は?
おいしい焼き鳥・焼き肉を食べるには、もちろん肉や焼き方が大事ですが、味付けとなるタレも重要でしょう。肉とタレの相性が良ければ、さらに美味しく食べることができます。
焼き鳥・焼き肉のタレにはさまざまな種類があり、タレを選ぶ楽しみによる集客も期待できるでしょう。ここでは、代表的な焼き鳥・焼き肉のタレの味を5種類紹介します。
醤油タレ
醤油ベースのタレは、一番幅広いラインナップで最も多く販売されています。
醤油をベースとし、にんにく、ショウガ、ネギなどの薬味や、りんごやレモンなどの果物を用いることも多く、バリエーションが豊富です。そのため、にんにく風味やフルーティー感など、風味が豊かなものが多いです。
基本的には牛・豚・鶏すべてのお肉に合いますが、特に牛肉との相性が抜群です。
牛肉の味を最大限生かして食べるには、醤油タレを選ぶとよいでしょう。
塩タレ
塩タレは、さっぱりとした味わいが特徴の、素材の味を楽しむことができるタレです。
醤油タレと同じく、ショウガやにんにくなどの薬味や、レモンが入っているものもあります。
ごま油でこってり感や風味が豊かなものや、レモンでさっぱりとしたものが多いです。
ホルモンやタン、焼き鳥と相性が良く、それらをおいしく食べることができるでしょう。
味噌タレ
味噌ベースのタレは、醤油に味噌、甘味料、みりん、粉唐辛子などが含まれていることが多く、コクのある濃厚な味噌の甘みが特徴のタレです。
甘口・辛口のものがあり、好みによって選ぶとよいでしょう。
こってりとした味で食べたいときや、ホルモンなどの内臓肉を食べるときにおすすめです。
海外風のタレ
海外風のタレの例として、コチュジャンダレがあります。コチュジャンの辛味や豆板醤のコクがあり、食欲がそそられる程よい辛味が特徴です。辛口のタレが好きな方に好まれるでしょう。
その他のタレ
これらのタレ以外にも、ポン酢やゆず胡椒で食べるのもおすすめです。
ポン酢はさっぱりと食べたいときにぴったりです。さらに大根おろしを加えると、さらにさっぱりおいしく食べることができます。
ゆず胡椒は、ピリ辛で、あっさり食べたいときにおすすめです。口いっぱいに広がる柚子の香りとお肉の旨味を楽しむことができます。
焼き鳥・焼き肉のタレの選び方
では、焼き鳥や焼き肉をおいしく食べるためには、どのようにタレを選べばよいのでしょうか?おすすめの選び方を3つ紹介します。
タレの味で選ぶ
上記で紹介したように、焼き鳥・焼き肉のタレには、醤油タレ、塩タレなど、さまざまな種類の味があります。それぞれのタレによって肉との相性やあっさり・こってりなど、特徴に違いがあるため、タレの味で選ぶのが定番でしょう。
内容量や保存期間で選ぶ
タレを使う頻度や家族の人数に合わせて使う量に合わせた内容量で選ぶことも大切です。内容量が多すぎると使いきれず無駄にしてしまうことになり、少なすぎると買う手間がかかってしまいます。
家庭での使用におすすめの500g以上のスタンダードサイズや、一人暮らしの方におすすめの300g前後の小さめサイズ、小分けタイプなどがありますが、飲食店の仕入れには、1Lの業務用サイズがおすすめです。スーパーで買うこともでき、大量にタレが必要な飲食店にとってはコスパもいいでしょう。
また、保存期間も大切です。使いきれず賞味期限が切れてしまうなんてことがないよう、保存期間のチェックもしましょう。
調味料として使えるかもチェック
タレは、焼き鳥・焼き肉を食べるときだけでなく、調味料としても使えます。
さまざまなレシピに応用して使用できるため、調味料として使いやすいかどうかもチェックして選ぶとよいでしょう。
飲食店の焼き鳥・焼き肉のタレはどこから仕入れる?
飲食店は、どこから焼き鳥・焼き肉のタレを仕入れればよいのでしょうか?
定番でおすすめの3つをご紹介します。
業務用スーパー
業務用スーパーの大きな特徴は、豊富な取り扱い商品の取り揃えと、低価格を実現している点です。
一般のスーパーでは手に入れることが難しい商品や国外の商品も仕入れることが可能です。
即日の仕入れができるため、飲食店にとって頼れる存在でしょう。
食材卸
食材卸の特徴は安定した仕入れができる点です。
大量に商品を扱っているからこそ低い単価で仕入れができる点、支払いや発注を一括でできる点も魅力でしょう。
多くの店舗や生産者とのつながりがあるため、食材の仕入れと一緒に業界の情報や流行などを聞けることもあります。
配送サービスがあるところも多いため、わざわざ買いに行く必要もありません。
メーカー
メーカーからの仕入れの特徴は、最安値に近い価格で仕入れができる点です。卸業者を間に通さないため、その分安く仕入れることができます。
また、仕入れが安定し、信頼性もあります。メーカー側の生産ストップ以外は、よほどのことがなければ安定的に仕入れることができます。大手メーカーから仕入れることは、消費者からの信頼性も高いでしょう。
飲食店の仕入先はどう選ぶ?
上記のように、業務用スーパー、食材卸、メーカーそれぞれにメリットがありますが、ではどのように仕入れ先を選べばよいのでしょうか?
取り扱い商品の種類や豊富さで選ぶ
取り扱い商品の種類や豊富さは大切な観点です。
商品が豊富であれば、自社のこだわりに合ったタレを見つけることができるでしょう。
最小ロットや配送の融通で選ぶ
少量の注文でよい飲食店は、仕入先を選ぶ際に最小ロットの確認が必要です。少ない注文でも対応してくれる仕入先を選びましょう。
また、配送サービスの有無や融通も大切です。
配送があるかないか、配送の速さや時間帯などの融通がきくかどうかを確認しましょう。
提案力で選ぶ
自社にあった商品を提案してくれるかどうかもポイントです。
さまざまな種類のタレの中から自社にあったタレを見つけるのは難しいため、仕入先からの提案力は重要です。的確なアドバイスや提案をしてくれる仕入先を選びましょう。
【焼き鳥・焼き肉】飲食店におすすめのタレの仕入先3選
ここまで、タレの選び方や仕入先の選び方を紹介してきましたが、ここでは実際に飲食店におすすめの焼き鳥・焼き肉のタレの仕入先を3つ紹介します。自社の仕入れにぜひ参考にしてみてください。
エバラ食品工業株式会社
- 国内トップシェアの商品群
- 焼肉のタレの王道「黄金の味」
- 会員サイト「エバラCLUB」
エバラ食品工業株式会社は、「こころ、はずむ、おいしさ。」を提供する、1958年に設立した食品事業を中心に行っている会社です。
焼肉のタレにおいては市場の46.4%を占めるなど、国内トップシェアの商品が多数あります。
焼肉のタレの王道「黄金の味」は、”濃厚”で”本格的”なタレを実現した製品です。
シーンに合わせて選べる充実した容量ラインナップや、好みや肉の種類に合わせて選べる7つの豊富な味などのこだわりがあります。
タレだけでなく、野菜炒めやチャーハンを作る際の調味料としても使うことができます。
会員サイト「エバラCLUB」はお得で便利なサービスが使える無料の会員サイトです。
レシピのお気に入り登録ができたり、人々のBBQに関するアンケート結果などの会員限定コンテンツをみることができます。自社のメニュー開発や集客に利用できるかもしれません。
エバラ食品工業株式会社-シーンや好みに合わせて選べる内容量と豊富な味
宝醤油株式会社
- 専門店や量販店向けの大容量サイズ
- オリジナル商品・OEM製品の開発・製造
宝醤油株式会社は醤油の銘譲地千葉県銚子市で業務用の液体・粉体調味料を製造している会社です。
焼肉タレ・焼鳥タレともに大容量のものが多く、専門店や量販店におすすめです。
種類も豊富で、オペレーションや食材にあった商品を見つけられるでしょう。
オリジナル商品・OEMの開発・製造を行っており、商品開発や味づくりのお手伝いをしてくれます。豊富な開発・製造実績と的確な味の分析・官能評価であるため、信頼して任せることができます。
水牛食品株式会社
- 安心・安全「こだわりシリーズ」
- HACCP対応型工場での徹底した衛生管理
- 質の良い商品の豊富な取り揃え
水牛食品株式会社は、「おいしい、たのしい、やさしい」をモットーに、味と素材と製法にこだわった、焼鳥・焼肉・各種調味料の販売を行っている会社です。
水牛食品のこだわりの一つである「こだわりシリーズ」は、素材や原料にこだわり、化学調味料を使用しないなど、安心・安全な製品です。
一般家庭用商品だけでなく業務用商品も取り扱っています。「研究」「開発」「改良」に取り組んでいるため、質の良い製品を提供しています。豊富な品ぞろえであるため、自社に合った製品を見つけられるでしょう。
【焼き鳥に特化】飲食店におすすめのタレの仕入先3選
続いて、さらに細かく、特に焼き鳥におすすめのタレの仕入先を3つ紹介します。
有限会社廣洋商事
- 厳選した生産者、安心の品質管理
- 多くの生産拠点による安定した供給
- お店を繁盛させるための提案
有限会社廣洋商事は、関東を中心とした食肉卸売業者です。
串焼き用食材卸の業界では随一の取引量を誇ります。
安心してお使いいただけるよう、生産者の厳選、徹底した商品管理を行っています。
先進の冷凍室・冷蔵室を設置し、鮮度を保った状態で食品を管理しています。
国内12拠点だけでなく海外にも協力工場があり、生産拠点を分けることによる安定的な供給、家きん病発生時のリスクヘッジを行っています。
卸売だけでなく、お店を繁盛させるためのご提案も行っています。
希望・要望以上の提案をし、お店の繁盛をサポートしてくれます。
有限会社廣洋商事-多くの生産拠点による安定した供給、リスクヘッジ
株式会社鳥久
- オンライン販売ショップ「食肉本舗」での販売
- プライベートブランド「Poulet-d’Or」
- 食べて美味しく、体にやさしいお肉の提供
鳥久は、昭和41年創業の老舗精肉店です。
オンライン販売ショップ「食肉本舗」において、24時間いつでもタレを購入することができます。取り揃えが豊富なため、自社にあったタレが見つかるでしょう。
鳥久は、令和2年にプライベートブランド「Poulet’Or」の商標を取得し、ワンランク上のアイテムだけを厳選しています。
豊富な精肉の取り揃えで、食べて美味しく、体にやさしいお肉を提供しており、タレだけでなく、焼鳥用の鶏肉の仕入れにもおすすめです。
株式会社鳥久-豊富な種類のタレだけでなく、おいしい鶏肉の仕入れもできる
鳥治食品株式会社
- かしわ屋さんの焼鳥のタレ
- 信頼の鶏肉卸売
鳥治食品株式会社は、『食』のトータルカンパニーです。
鶏肉に精通した鳥治食品が独自に開発した「かしわ屋さんの焼鳥のタレ」は、鶏肉本来のおいしさを引き出すように独自にブレンドしたものです。甘さと辛さが絶妙なバランスの秘伝のタレになっています。
全国の産地から地鶏を始めた鶏肉を、細心の注意を払いながら鮮度を維持し、お届けします。信頼できる鶏肉卸売を行っているため、安心して仕入れることができます。
焼き鳥・焼き肉店はタレの仕入れにこだわりを!いろいろな味を選べることも大切
ここまで紹介してきた通り、焼き鳥・焼き肉のタレには多くの種類があり、仕入先によって特徴やこだわりはさまざまです。自社のこだわりに合うものや、いろいろな味を選べることを大切に、より良いタレを選びましょう。
本記事で紹介した焼き鳥・焼き肉のタレの仕入先で気になるところがあったら、公式ホームページから問い合わせをしてみてください。